USDJPYはチャート形状だけでなく、日米の金利動向とドル全体の向きを確認すると相場の背景が見えやすくなります。
USDJPY MACRO PANELは、**US10Y(米10年国債利回り)・JP10Y(日本10年国債利回り)・DXY(ドル指数)**をMT4上でまとめて確認し、「今のドル円は上昇圧力が強いか、下落圧力が強いか」を一目で把握するためのマクロ監視パネルです。
買い・売りを直接指示するサインツールではなく、今日のドル円が「上昇圧力に乗っているか、下落圧力にさらされているか」を判断しやすくする環境認識パネルです。
ローソク足だけでは見えない「ドル円が動いている背景」を、トレード中のチャートに常時表示できます。
ドル円は「チャートだけ」で判断すると背景を見落とす
USDJPYはテクニカルだけで動く銘柄ではありません。米金利と日本金利の差、ドル高・ドル安、リスクオン/リスクオフといったマクロ環境の変化を強く受けます。
急騰・急落のあとにニュースを開くと、
- 「日米金利差拡大で円安進行」
- 「ドル高で円売り加速」
- 「日銀の利上げ観測で円買い」
- 「米長期金利低下で円高」
といった解説をよく目にします。しかし、これらの材料がいま現在どれくらい強いのかを、トレード中に確認するのは意外と面倒です。経済指標サイトを開き、米10年債利回りのチャートを呼び出し、日本国債利回りを別タブで確認し、さらにドル指数の動きも見て…とやっていると、エントリーチャンスを逃すこともあります。
そこで作成したのが USDJPY MACRO PANEL です。
ドル円に影響する3つの指標を、USDJPYチャートの右上にコンパクトに表示し、現在の地合いがドル円上昇圧力か下落圧力かを「ドル円上昇圧力 強い」「ドル円下落圧力 強い」といった5段階の総合判定で示します。
なぜ日米金利差が動くとドル円が動くのか
ここで、なぜ日米の金利動向がドル円を左右するのかを整理しておきます。
ドル円の動きを語る上で最も重要なのが日米金利差です。米10年国債利回りが高く、日本10年国債利回りが低ければ、その差は拡大します。投資家にとってみれば、金利の低い円を売って、金利の高いドルを買う動きが起こりやすくなります。これがいわゆる「円キャリートレード」と呼ばれる構造で、ドル円が上昇する大きな要因です。
逆に米金利が下がり、日本金利が上がれば、金利差は縮小します。円を売ってドルを買う動機が弱まり、円買い戻しの動きが出やすくなります。
これが、
米金利上昇 → ドル円に追い風
米金利低下 → ドル円に逆風
日本金利上昇 → 円高圧力(ドル円下落)
日本金利低下 → 円安圧力(ドル円上昇)
と言われる基本構造です。
ドル指数(DXY)も補助的に効きます。DXYは米ドルの主要通貨に対する総合的な強さを示す指数で、DXYが上昇していればドル全体が買われている地合いということになり、ドル円にとっても上昇圧力として働きやすくなります。
表① ドル円に影響する3指標

| 指標 | 上昇時 | 下落時 |
|---|---|---|
| US10Y(米10年債利回り) | ドル円に追い風 | ドル円に逆風 |
| JP10Y(日10年債利回り) | 円高圧力 | 円安圧力 |
| DXY(ドル指数) | ドル高補助 | ドル安補助 |
DXYだけ「ドル高補助」「ドル安補助」と書いているのは、DXYがUS10YやJP10Yほど直接的な要因ではなく、ドル全体の強さを補助的に確認する材料として位置づけているためです。
USDJPY MACRO PANELとは
USDJPY MACRO PANELは、USDJPY専用に作成したマクロ環境監視パネルです。MT4チャート上にオーバーレイ表示され、以下の3つを同時に確認できます。
| 表示項目 | 内容 |
|---|---|
| US10Y | 米10年国債利回り(外部取得) |
| JP10Y | 日本10年国債利回り(外部取得) |
| DXY | ドル指数(MT4気配値から取得) |
各指標について「ドル円に追い風/逆風」「円高圧力/円安圧力」「ドル高補助/ドル安補助」「中立」を判定し、最後にそれらを集計した総合判定を、
- ドル円上昇圧力 強い
- ドル円上昇圧力 やや強い
- 中立
- ドル円下落圧力 やや強い
- ドル円下落圧力 強い
の5段階で表示します。
スコアの構成は US10Y±2点・JP10Y±2点・DXY±1点 となっており、日米金利差を構成するUS10YとJP10Yに比重を置きつつ、DXYは補助的に加味する設計です。
パネル表示の見方
ここからは、実際の表示画面を例に各項目の読み方を解説します。
US10Yの見方

US10Y
4.512% ▲ +4.8bp
ドル円に追い風
- 4.512% … 米10年国債利回りの現在値
- +4.8bp … 当日始値から4.8ベーシスポイント(0.048%)上昇していることを示す
- ドル円に追い風 … 米金利上昇局面で、ドル円には上昇圧力がかかりやすい状態
US10Yの取得元はStooq.comを主取得元とし、取得失敗時にはYahoo Financeを試すフォールバック構成にしています。
US10YはMT4内には通常存在しない銘柄なので、別チャートで稼働する取得EAが外部から定期的にデータを取り、表示インジへ渡す仕組みです。
JP10Yの見方

JP10Y
1.485% ▼ -1.2bp
円安圧力
- 1.485% … 日本10年国債利回りの現在値
- -1.2bp … 当日始値から1.2ベーシスポイント下落していることを示す
- 円安圧力 … 日本金利低下で日米金利差が拡大方向、ドル円には上昇圧力
JP10YもMT4内には存在しないため、取得EAがStooq.comから定期取得します。JP10YはUS10Yと比べて変動幅が小さい指標ですが、日銀の利上げ観測や国債買入れ方針の変化、金融政策正常化への思惑が強まる場面では大きく動き、ドル円に強く影響します。なお、過去にはYCC(イールドカーブコントロール)修正観測が円相場を大きく動かした局面もありました。
DXYの見方

DXY
104.32 ▲ +0.15%
ドル高補助
- 104.32 … ドル指数の現在値
- +0.15% … 当日始値からの変化率
- ドル高補助 … ドル全体が買われており、ドル円にも上昇方向の補助要因
DXYはユーロ・円・ポンドなどの主要通貨に対する米ドルの強さを表す指数で、ドル全体の地合いを見るための代表的な指標です。
DXYが上昇しながらUSDJPYも上昇しているときは、「ドル全体が買われている流れの中でドル円も上がっている」という背景が分かりやすく、順張りの押し目買いの判断もしやすくなります。
DXYは総合判定への寄与度を1点に抑えているので、主役はUS10YとJP10Y、DXYは脇役という位置付けで読むのが正解です。
「ドル円上昇圧力 強い」「ドル円下落圧力 強い」の意味

総合判定は、3指標のスコアを合算して5段階で表示します。
表② 総合判定の意味
| 表示 | 意味 |
|---|---|
| ドル円上昇圧力 強い | 米金利上昇・日本金利低下・ドル高が揃ってドル円に強い追い風 |
| ドル円上昇圧力 やや強い | 上昇寄りだが決定打まではない |
| 中立 | マクロ要因は一方向に偏っていない |
| ドル円下落圧力 やや強い | ドル円に下落圧力が出始めている |
| ドル円下落圧力 強い | 米金利低下・日本金利上昇・ドル安でドル円に強い逆風 |
なお、US10YまたはJP10Yの一方が取得できていない場合でも、残りの指標で参考判定を表示することがあります。その際は総合判定の末尾に「(参考判定)」と表示され、完全な3指標判定ではないことが分かるようになっています。
ここで強調しておきたいのは、この判定は売買サインではないということです。あくまで環境認識のためのパネルとして使うのが正しい使い方です。
実際のエントリーは、
- サポート・レジスタンスの位置
- トレンドラインや移動平均線
- 各種テクニカルインジケーターのシグナル
これらと組み合わせて判断します。マクロパネルは、「そのエントリーがマクロの追い風に乗っているか、逆風に逆らっているか」を確認するための補助ツールです。
ドル円が急落する局面では、パネルはどう見えるか
たとえば、米金利が低下し、日本金利が上昇し、さらにドル指数も弱含む場面では、パネルは次のような表示になります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
USDJPY MACRO PANEL
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
US10Y 4.302% ▼ -3.5bp
ドル円に逆風
JP10Y 1.652% ▲ +5.8bp
円高圧力
DXY 103.85 ▼ -0.28%
ドル安補助
─────────────────────
総合判定:ドル円下落圧力 強い
US更新:OK 09:31:05 src=Stooq
JP更新:OK 09:31:06 src=Stooq
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このような局面では、ドル円の背景は明確に「米金利低下+日本金利上昇+ドル安」です。
パネルを見ると、US10Yは「ドル円に逆風」、JP10Yは「円高圧力」、DXYも「ドル安補助」、総合判定は「ドル円下落圧力 強い」となります。
チャートだけを見ていると「下落が一服したからそろそろ反発か」と考えやすい場面でも、パネルがこの状態を示している間は、
- 戻りは限定されやすい
- サポート反発があってもショートカバー程度に留まる可能性が高い
- 強気にロング(買い)で逆張りをするのは危険
という判断ができます。
チャートだけ見ていたら逆張り買いに突っ込みかねない場面で、強気な逆張り買いに入る前に、一度慎重に立ち止まる材料になります。
実戦での活用方法
使い方① その日の基本目線を決める

朝、トレードを始める前にパネルを確認します。
- ドル円上昇圧力が強い → 押し目買い優先
- ドル円下落圧力が強い → 戻り売り優先
- 中立 → チャート優先で柔軟に対応
これだけでも、その日のバイアスがブレにくくなります。
使い方② 逆張りの危険度を測る
たとえば、
4時間足のレジスタンスに到達した。反落しそうに見える。
しかしパネルは「ドル円上昇圧力 強い」。
このケースでは、
- 売りを狙うなら短期スキャル限定
- 本格反転と決めつけて売り増しはしない
- ストップは浅めに、利確も早めに
という対応に切り替えられます。「反落しそう」だけで突っ込むのを防ぐのがマクロパネルの役割です。
使い方③ ブレイクの信頼度を確認する
- レジスタンス上抜け+ドル円上昇圧力 強い → 上昇継続を見やすい
- サポート割れ+ドル円下落圧力 強い → 下落継続を警戒しやすい
逆に、
- レジスタンス上抜けだが総合判定は中立 → ダマシの可能性も意識
- ブレイクとマクロが噛み合っていない → エントリー見送り
といった判断に使えます。
表③ 実戦での見方

| パネル判定 | 基本スタンス |
|---|---|
| ドル円上昇圧力 強い | 押し目買い優先 |
| ドル円上昇圧力 やや強い | 買い目線だが反落にも注意 |
| 中立 | チャート優先 |
| ドル円下落圧力 やや強い | 売り目線を意識 |
| ドル円下落圧力 強い | 戻り売り優先 |
使い方④ 地合いの変化を見る
パネルは相場中、取得データの変化に応じて判定が随時変化します。
- 朝は「ドル円上昇圧力 強い」
- 昼に「やや強い」へ弱まる
- 夜に「中立」
- さらに「ドル円下落圧力 やや強い」へ変化
このような流れが見えた場合、ドル円を押し上げるマクロ圧力が弱まり、反落局面へ移行している可能性があると読めます。
「ずっと買い目線だったが、そろそろ売り目線に切り替える」というタイミングの判断材料として有効です。
表示はリアルタイムで変わるのか
はい、相場が動いている時間帯は随時更新されます。それぞれの更新方法は以下の通りです。
| 項目 | 更新方法 |
|---|---|
| DXY | パネル更新時にMT4の最新価格を参照して再判定 |
| US10Y | 取得EAが外部から定期取得(初期設定60秒間隔) |
| JP10Y | 取得EAが外部から定期取得(初期設定60秒間隔) |
DXYはMT4内の価格データを参照し、パネル更新時に最新値をもとに再判定されます。
US10YとJP10Yは取得EAがタイマー駆動で外部取得し、ターミナル内のグローバル変数に値を保存。表示インジ側はそれを読み込んでパネルに反映する仕組みです。
休場時の挙動
- 米国市場が休場の時間帯は、US10Yの値はほぼ変わりません
- 日本市場が休場の時間帯は、JP10Yの値もほぼ変わりません
- 土曜日に表示される値は、基本的に金曜の最終値
- 月曜に市場が再開すると、判定も再び動き出します
週末にパネルが動いていないように見えても、それは正常動作です。
JP10Yは日本市場の材料に反応しやすいため、東京時間帯に変化が目立つことがあります。一方で、時間帯やデータ更新状況によっては、パネルの判定がしばらく大きく変わらない場面もあります。
設置構成|なぜ「取得EA」と「表示インジ」に分かれているのか
少し技術的な話になりますが、ツールの構成を簡単に説明しておきます。
【別チャート】
USDJPY_Macro_DataFetcher_EA
└ 外部からUS10Y / JP10Yを定期取得
└ MT4内の共有データへ保存
【USDJPYチャート】
ユーザー自作EA
+
USDJPY_Macro_Panel
└ US10Y / JP10Y / DXY をパネル表示
なぜ2つに分けているのか。理由は2つあります。
理由1:MT4の制約
MT4のカスタムインジケーターからは外部URLへのアクセス(WebRequest)ができません。そのため、外部取得はEA側に任せる必要があります。
理由2:自作EAとの共存
MT4は1チャートにEAは1つしか入れられません。USDJPYチャートに既存の自動売買EAを設置している方が多いはずなので、取得EAは別の銘柄チャートに常駐させる構成にしました。これなら、USDJPYチャート上の自作EAをそのまま稼働させたまま、本パネルを併用できます。
取得EAはUS10YとJP10Yを取りに行くだけで、売買行為は一切しません。
導入手順
1. ファイルの格納場所
| ファイル | 格納先 |
|---|---|
| USDJPY_Macro_DataFetcher_EA.ex4 | MQL4 → Experts |
| USDJPY_Macro_Panel.ex4 | MQL4 → Indicators |
格納後、MT4を再起動またはナビゲーターを更新してください。
2. WebRequestの許可設定
MT4の「ツール → オプション → エキスパートアドバイザ → WebRequestを許可するURLリスト」へ、以下の2つを追加します。
https://stooq.comhttps://query1.finance.yahoo.com
これを忘れると、US10YとJP10Yが「DATA ERROR」のまま動きません。
3. 取得EAを別チャートに設置
- どの銘柄のチャートでも構いません(例:EURUSD M1)
- 取得EAを別チャートに設置して稼働させます
- 売買処理は一切行いません
※本EAは売買を行わないため、自動売買のON/OFFは取得処理そのものの本質条件ではありません。
4. USDJPYチャートに表示インジを入れる
実際に監視したいUSDJPYチャートに、USDJPY_Macro_Panel を設置します。既存の自作EAと併用可能です。
5. 正常表示の確認
パネル下部に以下が表示されればOKです。
US更新:OK 09:31:05 src=Stooq
JP更新:OK 09:31:06 src=Stooq
- OK … 直近で取得成功
- src=Stooq … 主取得元のStooqから取れている
更新状態は OK / DELAY / STALE / ERROR の4種類で、直近の取得に失敗するとERRORが表示されます。US/JPそれぞれ独立して表示されるため、どちらかが不調でも特定が容易です。
うまく表示されない時の確認ポイント
| 症状 | 確認内容 |
|---|---|
| US10YがDATA ERROR | WebRequest許可URLに https://stooq.com を登録したか |
| JP10YがDATA ERROR | 同上。Stooq側で 10yjpy.b が一時的にデータ更新されていない可能性もあり |
| 更新がERROR | 通信失敗。URL許可漏れ・回線・ファイアウォール確認 |
| DXYがN/A | DXY銘柄をMT4の気配値表示に追加 |
| 総合判定がデータ不足 | 3指標の読み込み状態を確認 |
| 更新が STALE | 取得EAがチャート上で稼働しているか、MT4が起動しているか、通信が継続しているかを確認 |
| 総合判定に「(参考判定)」表示 | US10YまたはJP10Yの一方が欠損中。スコアは出ているが完全データではないという注記 |
DXY銘柄名はブローカーによって違うことがあります。お使いのMT4で「DXY」が見つからない場合は、インジのパラメータ DXYSymbolName を実際の銘柄名(例:USDX、DOLLAR など)に変更してください。
このパネルが向いている人
- USDJPYをよくトレードしている人
- ドル円の急騰・急落の背景を相場中に随時確認したい人
- テクニカルだけでなく日米金利差やドルの地合いも見たい人
- 逆張りで何度も踏まれた経験がある人
- 「今の反発は本物か?」を確認する補助材料が欲しい人
- 短期トレード・デイトレードで、逆風の中の逆張りを減らしたい人
- 日銀の利上げ観測や国債買入れ方針の変化で動く相場の背景を把握したい人
逆に、長期保有のスタンスでマクロ要因にあまり影響されないトレード手法の方には、必須ではないかもしれません。
注意点|パネルは”売買シグナル”ではない
最後に重要な注意点です。
このパネルは、単独で売買を決めるためのものではありません。
- 日銀会合・FOMC・要人発言で大きく動きます
- ドル円上昇圧力が強くても、重要レジスタンスでは反落します
- ドル円下落圧力が強くても、重要サポートで反発します
- パネルは過去の値動きから判定しているため、先行指標ではありません
- 為替介入のような突発要因にはマクロ指標は無力です
あくまでチャート分析と組み合わせて使う、環境認識ツールとして位置付けてください。
「パネルがドル円上昇圧力 強い → だから買う」ではなく、
「パネルがドル円上昇圧力 強い → チャート上の押し目買いポイントを探す」
という使い方が正解です。
よくある質問(Q&A)
Q1. EXNESS以外のブローカーでも使えますか?
技術的には、MT4が動作するブローカーであれば動かすこと自体は可能です。ただし、本ツールは配布時に口座番号を登録した状態でビルドしているため、配布された .ex4 ファイルは登録された口座でのみ起動します。EXNESS以外の口座番号では起動しません。
このため、配布版を使う場合はEXNESS口座のご利用が前提になります。
Q2. 他ブローカーで使う場合の注意点は?
仮に対応版を別途用意したとしても、ブローカーが異なると以下の点で動作が変わる可能性があります。
1. DXY銘柄が存在しない場合がある
DXY(ドル指数)はブローカーによって、
DXYUSDXDOLLAR- そもそも提供していない
など扱いが異なります。提供していないブローカーでは、パネル上でDXYが N/A 表示になり、総合判定からDXYが除外されます。
提供している場合は、表示インジのパラメータ DXYSymbolName を、お使いのブローカーでの銘柄名に書き換えてください。
2. サーバー時刻のズレ
各ブローカーのサーバー時刻はGMT基準が異なります(GMT+2、GMT+3など)。本ツールはサーバー時刻ではなく**ローカルPC時刻(TimeLocal)**で動作するため、サーバー時刻ズレによる影響はほぼありませんが、ログ表示時刻は環境に依存します。
3. USDJPYの気配値ソースが違う
USDJPYのレート自体はブローカーごとに微妙にズレます。本ツールはUSDJPYの値そのものをパネル動作の判定材料には使っておらず「ドル円に追い風か逆風かのマクロ判定」を行うため、USDJPYの価格差そのものはパネル動作に影響しません。
Q3. すでにEXNESS口座を持っていますが、その口座のままで大丈夫ですか?
ここは少し注意が必要です。
EXNESSでは口座を最初に開設したときに経由したパートナー(IB)が登録され、その後に同じユーザーIDで追加口座を作っても、元のパートナー紐付けがそのまま引き継がれます。
つまり、すでに別のパートナー経由でEXNESS口座をお持ちの方が、本サイトのリンクから追加口座を開設しても、自動的には当方の紐付けにはなりません。
このケースで本ツールをお受け取りいただくには、以下の手順で進めてください。
- 通常通り、本記事の配布リンク(または既存のEXNESS口座)でMT4口座を準備する
- EXNESSサポートへ パートナー(IB)変更の依頼 を送信する(変更先のパートナーコード:
j9d6ymd6u0) - Exness側でパートナー変更手続きが完了する
- 紐付け完了後、口座番号を当方メール(taka.fx.ea2@gmail.com)にご連絡いただく
EXNESSサポートの連絡先
パートナー変更は、当方の経験上ライブチャットでは対応できず、メールでの申請案内となります。
📧 申請先:support@exness.com
当方は日本語メールで案内を受けていますが、返信までの時間は混雑状況により異なる場合があります。
EXNESSサポートへの依頼文例
件名:パートナー(IB)変更のお願い
お世話になっております。
以下の口座について、パートナー(IB)の変更をお願いいたします。
・登録メールアドレス:(ご自身のEXNESS登録メール)
・ユーザーID:(ご自身のEXNESSアカウントID)
・対象の取引口座番号:(変更したいMT4/MT5口座番号)
・希望する変更後のパートナーコード:j9d6ymd6u0
お手数をおかけしますが、ご対応のほどよろしくお願いいたします。
ご希望の場合は、まず当方のメールでもご相談を受け付けています。
📧 taka.fx.ea2@gmail.com(件名:「IB変更相談」)
なお、これからEXNESS口座を新規で開設される方については、本記事の配布リンクから開設いただければそのままパートナーコード j9d6ymd6u0 に紐付きますので、上記の申請手順は不要です。
Q4. デモ口座でも使えますか?
EXNESSのデモ口座でも動作確認は可能です。ただし、配布時の口座番号登録はリアル口座番号で行うのが標準です。デモで試したい場合はご相談ください。
Q5. WebRequestの許可URLは何のために必要ですか?
取得EAが米10年国債利回りと日本10年国債利回りを外部サイト(Stooq.com、US10Yのフォールバック時にYahoo Finance)から取りに行くために必要です。MT4のセキュリティ仕様で、許可リストにないURLへのアクセスはブロックされます。
許可URLは以下の2つです。
https://stooq.comhttps://query1.finance.yahoo.com
ツール → オプション → エキスパートアドバイザ → WebRequestを許可するURLリスト に追加してください。
Q6. VPSで動かしても問題ありませんか?
問題ありません。むしろ24時間稼働させるならVPS推奨です。VPS上でMT4を常時稼働させ、取得EAも別チャートに設置しておくことで、ご自宅PCの電源状況に関わらずパネル表示と取得処理が継続します。
Q7. ストラテジーテスターで使えますか?
使えません。MT4の WebRequest() 関数はストラテジーテスター環境では動作しないため、本ツールはリアルタイム運用専用です。
Q8. 取得間隔をもっと短くしたいのですが?
取得EAのパラメータ FetchIntervalSec を変更できますが、60秒未満への短縮は推奨しません。Stooq.comに対する過剰アクセスはサーバー側で制限される可能性があり、結果的に取得失敗が増えます。日米の国債利回りは秒単位で動くものではないため、60秒間隔で十分です。
Q9. JP10Yがマイナス利回りになっても動きますか?
動きます。本ツールはJP10Yがマイナス利回りになる場面も想定して設計されており、ゼロ近辺やマイナス圏でも問題なく取得・判定を行います。日本の10年国債利回りは、過去にマイナス圏まで低下した局面もありましたが、そうした局面でも判定ロジックが破綻しないよう配慮しています。
Q10. パネルの位置やフォントを変えたいのですが?
表示インジのパラメータで変更できます。
PanelCorner:0=左上、1=右上、2=左下、3=右下PanelX/PanelY:表示位置のピクセル単位調整FontSize/FontName:文字サイズとフォントColorBg/ColorText/ColorBullish/ColorBearishなど:色設定ShowUS10Y/ShowJP10Y/ShowDXY/ShowMacroBias:各表示項目のON/OFFAnnotatePartialData:US10YまたはJP10Yの一方が欠損したときに、総合判定に「(参考判定)」と注記するかどうか
ご自身のチャート背景色や視認性に合わせて調整してください。
まとめ
- ドル円は日米金利差とドル全体の動向の影響を強く受ける
- USDJPY MACRO PANELは、その背景をMT4上で可視化するツール
- US10Y・JP10Y・DXYを同時に見て、ドル円に追い風か逆風かを判断できる
- 「ドル円上昇圧力 強い」「ドル円下落圧力 強い」は相場中に随時変化する
- エントリーサインではなく、トレード判断の精度を上げる補助パネルとして使う
USDJPYを本気で監視するなら、ローソク足だけでなく「ドル円が動く背景」も同時に見ておきたいところです。
USDJPY MACRO PANELは、その環境認識をMT4上で完結させるための補助ツールです。後からニュースで理由を知るのではなく、動いている最中に背景を確認できることが、このパネルの最大の価値です。
無料で入手する方法
USDJPY MACRO PANELは、以下の手順で無料でお受け取りいただけます。
ステップ1:口座を開設する
下記リンクからEXNESSのMT4口座を開設してください。
すでにEXNESS口座をお持ちの方は、パートナー紐付け状況により配布条件が異なるため、先に下記「Q3. すでにEXNESS口座を持っていますが、その口座のままで大丈夫ですか?」をご確認ください。
ステップ2:口座番号をメールで送る
口座開設後、以下のメールアドレスに口座番号をお送りください。
- 件名:「USDJPY MACRO PANEL希望」
- 本文:口座番号を記載(例:12345678)
ステップ3:.ex4ファイルをお届け
口座番号を登録した .ex4 ファイル一式をメールでお届けします。MT4の Experts フォルダと Indicators フォルダにそれぞれコピーするだけですぐに使えます。
配布ファイル
| ファイル名 | 配置先 | 説明 |
|---|---|---|
USDJPY_Macro_DataFetcher_EA.ex4 | MQL4 / Experts | US10Y / JP10Y取得EA |
USDJPY_Macro_Panel.ex4 | MQL4 / Indicators | 表示インジケーター |
⚠️ ご注意
- 本ツールは、上記リンクから開設された口座でのみ動作します
- 他の口座番号では起動しないようロックされています
- WebRequest許可URLの設定(
https://stooq.comとhttps://query1.finance.yahoo.com)を忘れずに行ってください
※投資は自己責任でお願いします。本ツールは利益を保証するものではありません。
※本ツールは環境認識用の補助パネルであり、売買シグナルを提供するものではありません。


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